2003
創生の近辺
Autour de genèse
7月東京 10月大阪
パリ在住25年になる日本人芸術家、針谷仁巳さんの仕事は1990年以降、一貫して地域規模の対立概念を足掛かりに独自の宇宙観を照射している。西欧的概念の『創造』と『移行』は日本文化の『この世』と『あの世』という概念に置き直すと彼女の作品世界が形を現わす。死と生を幾度となく考え、咀嚼のはてに到達したもの、それは自身が『宇宙』と化すことで対立するあらゆるものを昇華に導こうとするものである。
2007年に開催が予定されている針谷さんの作品『南下する』はまさに彼女のコンセプトの集大成といえるもので、2003年東京と大阪で行う個展は2007年に照準を合わせた行動の大事なスタートラインである。
ギャラリープラットフォームスタジオ代表 森山アキオ
Galerie Platform Studio Tokyo
プラットフォームスタジオ画廊 東京 7月
Galerie ARTLIBRE OSAKA
アーテリベレ画廊 大阪 10月
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